さらなる参加の広がりに向けて
TPNWには、すべての国がいつでも参加することができます。現在は参加に慎重な姿勢をとっている国々であっても、条約への参加国が増え、市民の声が高まるにつれて、その立場を見直す可能性があります。
こうした変化は、これまでの他の条約においても見られてきました。たとえばフランスや中国は、核不拡散条約の交渉時にはこれに反対していましたが、その後、数十年を経て参加に至りました。
世界は絶えず変化しており、現在の指導者が永続的にその地位にとどまるわけではありません。将来の政府が、現在とは異なる判断をし、この条約の意義を受け入れる可能性もあります。
TPNWに参加した国々には、他国にも参加を働きかけることが求められており、その最終的な目標は「普遍的な参加」にあります。
この条約への参加は、核兵器が受け入れられないものであり、廃絶されるべきであるという明確なメッセージを示すことができます。核のリスクが高まる現代において、これは最も深刻な兵器をなくすための大きな希望となるものです。
「この条約によってもたらされた貴重な機会を今こそ活かし、核兵器の時代に終止符を打ちましょう。」
赤十字国際委員会(2020年)
